『38年目のカレーフェア』は幻に！　ロイヤルホスト『カシミールカレー』は超マイルド仕様で美味

1983年から続いてきたロイヤルホスト『夏のカレーフェア』ですが、本年は開催されません

昨年まで37年間、毎年必ず開催され、今までに提供したカレーは 170種類を超えるカレーフェア

夏の時期に大々的なキャンペーンを張り、洋食レストランチェーンの立場から、欧風カレーからインドカレーまでオリジナルカレーを多数作り出してきたロイヤルホスト

ここ２～３年のカレーフェアのメニュー構成がイマイチ力の入らないものだったこともあり、残念に思っていたところでしたが・・・　やはり。。。

しかし、ロイホカレーの看板メニューである「カシミールカレー」は健在です　

今年からグランドメニューに掲載され、いつでもオーダーできるようになっているのです

毎年のようにカレーフェアを楽しみにしていた当カレーニュース編集長は、夏になるとと条件反射的にカシミールが食べたくなるんですよね　気が付くとオレンジの看板に吸い込まれていました

横浜の駅前の店舗でしたが、平日の午後は空いていますね　ガラガラでした　ちょっと営業が心配になるレベルでした

『カシミールビーフカレー』

漆黒のサラサラ系カレーの代表のようなカシミールですが、これが　まったく辛くないんです

昨年イメチェンを果たして辛くないバージョンが登場しましたが、１年限りかと思ったら　今回は更に甘くなった印象です

口に含むと、ジワッとビーフの上品な味わいが広がります　スパイス感よりも旨味が先にやってきます

クローブとカルダモンの刺激はマイルド　ガツンと来る以前のカシミールではありません

ウスターソース系の味わいとタマネギの甘さ　ニンニクのうま味はしっかり効いていますが、ナツメグやチリの刺激は少なく、まろやかそのもの

熱い液体スパイスを飲む！　といった気合が感じられた以前のカシミールとは完全に別物ですね　

ニンジン・ナス・ピーマン・ナス　なかなかの具材感です　ビーフも一口大のものが４切れ奢られています

いい意味で異物感なくサラサラといけてしまいます　

普通にかなり美味しいじゃないですか

印象としては、このスープにデミグラスソースとバターを入れたら美味しいビーフシチューになるだろうという感じです

スープカレーです　

と言われて出されても違和感ないかもしれません　それだけコクと甘み重視のカレーとなっています

スープとライスを別々に味わうより、カレーソースをライス皿に移していただくと、サクッと食べやすくなる感じですね

マンゴーチャツネの甘さとアチャールの甘酸っぱさを感じ、辛いカシミールが懐かしいなあと思いながら、あっという間に完食　

これはこれで美味しいカレーに仕上がっていますね　

今年ロイホでカレーフェアが開催されないのはコロナの影響だけではないようです

もうファミレスがカレー文化をリードする時代ではないのです　ちょっと寂しい気もしましたが

カシミールカレーに思い入れのある方も　そうでない方も・・・

ぜひぜひ食べに足を運んでみてくださいね

【ロイヤルホスト　カシミールビーフカレー】

販売期間 ： グランドメニューとして期間の定めなく販売中
販売店舗 ： 全国のロイヤルホストにて

販売価格：1280円+税　

ロイヤルホストHP　http://www.royalhost.jp/

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