『ご当地カレー』とは?

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ご当地カレーとは一体なんなんだ?

日本全国に200以上ある「ご当地カレー」 どうしてカレーなの?

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国民食カレーライスを使った「街おこし」が全国で展開されています
地域の食ブランドを新たに作り出そうと考えた時、カレーは極めて魅力的な食材です。地域の特産品や土地特有の食材を加えたカレーを作り、提供する店舗を集めれば「ご当地カレー」としてスタートすることが出来ます。
カレーは嫌いという人が少ないグルメで、メニュー化も容易です。また、レトルト化することも簡単にできるため、日持ちする地域の土産物が作り出せるという利点もあります。 これが全国に「ご当地カレー」が多数生まれる背景なのです。

おススメのご当地カレーはコレ ご当地カレーベスト10!

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カレーの研究機関である、カレー総合研究所による全国調査(平成26年3月)によると、ご当地カレーのランキングはこの通り。 

1位には神奈川県横須賀市の「よこすか海軍カレー」 横須賀市はカレーブーム以前の1999年に「カレーの街よこすか」を発足させ、長期にわたる地道なPRがこの結果に表れています。 しかし、全国の6割以上の人がその存在を知っているなんて凄すぎる。海軍カレーは3位の呉市でもランクインしています。海軍カレーパワー恐るべしですね。 

第2位には北海道札幌市の「スープカレー」 飲食店が全国展開し、店舗を通じて地元の味を全国に広めています。商品としてもハウス食品やSB食品などが商品を出していて、カレーの中でも一つのジャンルとして認識されていることが知名度に繋がっていると言えます。

4位以下には金沢カレー・焼きカレー・オムカレーなど地域の特徴を生かしたカレーが選ばれています。これらのカレーは地元では圧倒的支持を受けているのが特徴と言えるでしょう。
しかし、上位2つのカレーが圧倒的な知名度を誇り、その他を大きく引き離しています。グルメのもつ歴史やカレーとしての完成度の高さが大きなアドバンテージになっているようですね。注目のご当地カレーを以下で紹介いたします。

よこすか海軍カレー(神奈川県横須賀市)

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横須賀では平成11年より「よこすか海軍カレー」という名称で、明治末期・日本海軍のカレーを再現したグルメで街おこしをしています。

海軍カレーは「海軍割烹術参考書」(明治41年)に記載のレシピ(カレイライス)をもとに、現代に復元したカレーです。昔なつかしい、カレーの原点と言える味を再現しています。海上自衛隊・市役所・商工会議所で事業を組織しており、横須賀市は「カレーの街よこすか」を宣言しています。市内提供店は30を超え、お土産用のレトルトも10種類以上発売されています。

横須賀市はカレーの街として、スタートから一度もトップの座を譲ることなく、常に新しい取り組みを打ち出してきました。

しかし、変わらないのは、「まちおこし」への姿勢。 本場の海軍カレーを食べに来てほしい、というコンセプトは発足時から変わらず。 横須賀市外での海軍カレーの提供・販売は一切行っていないため、食べるには横須賀に行くしかない! 

商業面を考えると、スープカレーのように首都圏進出する手もあると思いますが、この一貫した姿勢にはシビレますね

さすが、海軍カレー! 平成26年に実施した「全国ご当地カレー知名度調査」では見事No1を獲得。

門司港焼きカレー(北九州市)

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「焼きカレー」のスタートは、昭和30年代の北九州市「山田屋」という和食店。土鍋にカレーを入れグラタン・ドリア風にオーブンで焼いたところ、実に香ばしく美味しく仕上がったため、お店のメニューとしたところ大好評を博したという。
門司港は、国際貿易港として栄えた港町で洋食文化が早くから発達していたため、「焼きカレー」はハイカラなメニューとして親しまれ、家庭料理としても広まっていった。
現在では30店舗以上で焼きカレーが提供され、門司港の名物料理・ご当地カレーとして定着しています。

「焼きカレー」の定義としては ①カレーにチーズがかかっていること ②「焼いていること」の2点のみ

平成25年から門司港レトロカレーフェスティバルを開催、九州でのご当地カレーイベントとして8万人の来場があるなど、カレーの一大ムーブメントを引き起こしている。

北本トマトカレー(北本市)

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埼玉県北本市では、特産品のトマトを使ったトマトカレーで「まちおこし」を進めています。2011年「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」でB級グルメとして初優勝を飾り「北本トマトカレー」はデビューを飾り、一躍北本市を代表するグルメとなりました。このカレーの特徴は、徹底的にトマトにこだわることにあります。基本ルールは次の3点。
①ライスをトマトで赤くする ②ルーをトマトで赤くする ③トッピングにもトマトを使う
まさにトマトの美味しさを知り尽くしている北本市だから出来たカレー。

もともとカレーとトマトは親和性が高く、カレーの味わいの中でも「酸味」を出すのに欠かせないアイテムです。
2014全国ご当地カレーグランプリ(横須賀)でも優勝を飾り、2015年にはレトルトカレーも発売。 

快進撃を続ける注目のご当地カレーです。ぜひ、北本市へ!!

富良野オムカレー(北海道富良野市)

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北海道富良野市では、2006年より地元食材に徹底的にこだわり、国民食のカレーライスとオムライスを組み合わせた「富良野オムカレー」を全国にPRしている。地産地消を実践する六カ条のルールが、グルメのクオリティーを高めている。
①ライスは富良野産を使い工夫を凝らすこと
②卵は富良野産を使い中央に旗を立てる
③富良野産のチーズまたはワインを使用する
④野菜・肉・ピクルスも富良野産
⑤富良野産の食材にこだわった一品と「ふらの牛乳」をつける
⑥料金は1000円以下で提供する
北海道では「ご当地カレーネットワーク」という組織があり、富良野市が中心的存在となっています。WEB戦略も巧みで、富良野市では地域を巻き込んだオムカレーによる「まちおこし」が展開されています。

札幌スープカレー(北海道)

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スープカレーは北海道札幌が発祥の地だ。1990年代にスープカレーの代表格マジックスパイスが「スープカレー」と名付けて発売したところ、一大ブームを巻き起こし、札幌にはスープカレー店が200軒近くひしめく程のムーブメントとなった。2003年に神奈川県の「横濱カレーミュージアム」にマジックスパイスが出店したことで大々的にメディアにもとりあげられるようになり、札幌の複数の有名店が首都圏への進出を果たした。

一般的な日本のカレーライスと違い、スパイスの効いたサラサラのスープに彩豊かなカットの大きな野菜が特徴。スープカレーはカレーライスとは違うカレーの新たなジャンルを切り開いたと言えるだろう。
東京・大阪・名古屋に進出している有名店には、マジックスパイス以外にも、「GARAKU」「奥芝商店」「らっきょ」などがある。
札幌スープカレーの知名度が全国的に高い背景には、店舗進出により、実際に食べてファンを増やしているという強みがある。 首都圏在住の方は要チェックですよっ! 

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