和の素材を生かして作られた『糀カレー』というカレールウが9月より販売されています
このカレーは日本独自の『糀(こうじ)』を使って作られたフレーク状のカレーで、調理するとスパイスを使った和のソースになる画期的な商品なのです
和食の知恵である『発酵』を生かし、身体に優しい素材だけで作られたこのカレーは日本カレーファン必食ともいえる出来栄えです
発売より3ヶ月が経過していますが、こういう本当に良い商品ほど一般流通にはのらないものです
カレーファンの皆さんにご案内したく、本日の新商品紹介とさせていただきます
【井上スパイス 糀カレー】
井上スパイスは埼玉県上尾市にあるスパイスとカレーの専門会社です
糀カレーの開発は「地元のご当地カレーを作りたい」と考えた上尾市と井上スパイスが、昨年5月に県内にある日本薬科大学と提携することによってスタートしました
同大学では北本教授が長年にわたり麹菌の研究を行っていました 米麹を使ったカレーを試作・検討を重ねるうちに 砂糖を使わず米麹の甘酒のみで甘みを出したカレーに辿り着いたのです
さらに動物性原料を使わず、小麦粉も一切使わない 和の食材のみで作る完全無添加「身体のすみずみまで健康になれるカレー」として1年間かけて熟成を重ねたのがこのカレーなのです
実際に調理してみましたが、フレーク状のルウを鍋で溶かして煮込んでいるときに広がる和のダシの香りにかぶさる優しい香辛料の香り テンションが上がりますね
カレーソースは米粉で作られているので「ぷるっ」とした感じです スプーンですくって口に含むと 椎茸の香りと旨み 味噌っぽいペースト感が広がります
ここにニンニクと生姜の刺激 塩分は控えめながら和のテイストの中で際立つ感じです
トマトとスパイスがベースに効いていて やっとこれがカレーだったことを思い出しました この間3秒
「あっさりしているようで 深い」
毎日いただく茶碗で食べるご飯と 昆布でダシをとったお味噌汁のように 自然に身体に吸い込まれていきます
実際にそんな食べ口なのです 味噌汁に七味を入れたらこんな感じなるでしょうか
食べ進めているとソースの甘さが気になってきますが 砂糖は一切使われていません 糀甘酒が優しく仄かな甘さを作り出しているのに気付きます
化学調味料が入っていない 異物感のない ソース
米粉のとろみが、ほぐれて吸い込まれていく 何だろう とっても懐かしい味覚
なかなかこんなカレーにはお目にかかれないですね
完成度が高い そして目指している方向性も高い
日本人なら絶対に 家族やみんなで楽しく味わえる味覚でしょう
朝は日本食と決まっている家庭でも 違和感なく食卓に並べられるカレーだと感じます
本日の記事の見出しにもしましたが 「糀甘酒と米粉でつくる和のカレー これは発酵カレーの金字塔」だと感じます
日本カレーファンの皆さん ぜひぜひチェックしてみて くださいませ!!
【糀(こうじ)カレー】
発売:井上スパイス工業
場所:首都圏の一部小売店の他、井上スパイスのHPオンラインショップにて
価格:450円 (6人分:130グラム)
井上スパイス オンラインショップ https://spice-town.com/
井上スパイスHP https://inouespice.co.jp/
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