「1月22日のカレーの日」にあわせて、カレー大學が「カレー・オブ・ザ・イヤー2019」を発表し、表彰式を実施しました
この表彰は、2018年にカレー界にもっとも功績のあったカレーや商品・メーカーを表彰するもので、カレーを10の分野にわけて表彰するものです
特別ゲストには、当ニュース編集長の村尾直人 および お笑い芸人のニッチロー氏が出演し、カレーのトレンドや注目の商品を語ったのですが、ニッチロー氏も参加していたこともあり取材が殺到
スポーツ誌を中心に20社以上の報道取材が入りました TV番組やスポーツ新聞等でも多数報道されています
【報道リンク集】
日刊スポーツ https://www.nikkansports.com/enterta…/…/201901220000287.html
TBS あさチャン http://www.tbs.co.jp/asachan/asatoku/20190125.html…
東京ヘッドライン www.tokyoheadline.com/433193/…
スポーツ報知 https://headlines.yahoo.co.jp/hl…
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注目されるのはいいのですが、あくまで主役はカレーですよね
当ニュースでは真面目に 受賞全商品 を以下に掲載させていただきます
また今回の表彰式および授与式の司会進行も当ニュース編集長が兼任していたため、写真がほとんどありません(茶色のスーツを着ている人物が編集長です)
その点はご了解いただきたくお願いいたします
カレー店を表彰する制度は他の団体でも実施されていますが、食品会社が作るカレー商品・ご当地カレー・団体までもが表彰対象となるため カレー界の今がわかる構成となっています
日本全国のカレーファンの皆さん ぜひチェックして今年のカレートレンドを見極めてみてくださいませ
【カレー・オブ・ザ・イヤー2019 受賞概要】
1 カレールウ部門 「まもり高める乳酸菌 L-137バーモントカレー(中辛)(ハウス食品株式会社)
2 レトルトカレー部門
「神田カレーグランプリ」シリーズ(エスビー食品株式会社)
「選ばれ市人気店シリーズ3品」(ハウス食品株式会社)
3 カレーパウダー部門 該当なし
4 外食カレー店部門
「全国スパイスカレー」(全国のスパイスカレー店を展開する店舗すべて)
「間借りカレー店」(間借りでカレー店を展開する店舗すべて)
5 ご当地レトルトカレー部門 「焼肉〆のキーマカレー」(マルマン食品株式会社)
6 カレー関連飲食部門 「カレーヴルスト」(東京ドーム/株式会社東京ドーム)
7 新規事業部門(ゴーストレストラン)(6Curry)
8 企画部門「レトルトカレー/とれたてキャッチャー」(エブリデイ/株式会社東洋)
9 社会貢献部門 「中澤照子/更生カレー」(Cafe Lalala/保護司 中澤照子)
10 特別賞(カレー大学健闘)部門 カレー大学卒業生で過去1年間の活動で成果を上げた企業および商品
①カレールウ:「オーガニックカレー」(井上スパイス工業株式会社)
②カレールウ:「グルテンフリー美味安心」(株式会社安心)
③レトルトカレー:「野菜を主役にしたカレー」(JA東京むさし)
(全体概要)
当然と言えば当然ですが、昨年中に当日刊カレーニュースにて報道してきたカレーが多数を占めています
ルウカレー・レトルトカレーとメーカーをメインの構成として表彰しています
カレー店だけでなく、革新的な新商品を日々研究し販売するメーカーの方々にスポットライトを当てる企画は素晴らしい仕組みです カレーの全分野を対象にするとろがカレー大学の特徴です
一方店舗のカレー・間借りのカレーをまとめて表彰してしまったのは、残念なところです
昨年話題となったカレー店を数店舗でも代表して表彰すれば、さらに盛り上がったのではないかと思われます
しかし5、6、8、9、10の表彰については、卒業生が1000名を超えるカレー大學のネットワークを生かした受賞ということができるでしょう
ここで各受賞カレーの受賞理由をワンポイントで記載したいと思います
【カレーオブザイヤー2019 解説】
1 「まもり高める乳酸菌 L-137バーモントカレー(中辛)(ハウス食品株式会社)
カレーに乳酸菌を配合した画期的なカレールウ 発売3か月で30万個以上を販売し新商品としては同社の直近10年間で最も多い販売数を叩き出した商品です
同社グループが独自に開発した乳酸菌とカレーを組み合わせた、カレー界の昨年の健康志向を代表する商品となりました
2 神田カレーグランプリ」シリーズ(エスビー食品株式会社)
「神田カレーグランプリ」は当ニュースでも心から応援しているコンテンツなのですが、通常のご当地カレーとは一線を画す人気レトルトシリーズです
エスビー食品が同グランプリを発足当初から協賛していることから実現した商品です 2018年は前年比で約2倍の売上を記録する大ヒットとなりました
4 スパイスカレーはまさにカレーの1ジャンルにまで成長した年だったと言えるでしょう
間借りカレー店舗が注目され、人気店となるとお店も多数出てきています 間借り店舗のお店のかなりの部分がスパイスカレーを提供している状況もあり
「間借り+スパイスカレー」が一大トレンドとなり、発祥の大阪だけでなく首都圏でも爆発的なブームとなっています
5 「焼肉〆のキーマカレー」(マルマン食品株式会社)
焼肉の店舗数が日本一(人口1万人あたり)の飯田市では焼肉文化を取り入れたレトルトカレーで町おこしをスタート
マトンキーマを焼肉の〆に食べる、という切り口で、地元の味噌メーカーが開発した商品 これは、美味しいですよ
6 「カレーヴルスト」(東京ドーム/株式会社東京ドーム)
ドイツのサッカー観戦の定番となっているカリーヴルストが東京ドームのメニューとして発売スタート スポーツ観戦にぴったりなメニューとしてヒットしています
7 6Curry
先月当ニュースでもお伝えした注目のカレー店です ウーバーイーツ等の宅配専門でカップ入りのカレーを提供するカレー店です
店舗ではカレーファンのネットワークを生かした、会員制をとる方式で展開 メディア報道も多数ある注目店です
8 「レトルトカレー/とれたてキャッチャー」(エブリデイ/株式会社東洋)
クレーンゲームでレトルトカレーを景品として採用し、獲得するとその場で温めて食べることができるようにした企画が大ヒット
9 「中澤照子/更生カレー」(Cafe Lalala/保護司 中澤照子)
保護司業界で有名な「更生カレー」 更生中の若者を自宅に招き、大勢でカレーを食べることによりお互いを理解しあう「カレー会」を20年以上にわたって開催
年に数回行われるその会は400人規模 地域の子供や大人も集まり、カレーを通じた地域活動としての貢献度が評価されての受賞となりました
10 「オーガニックカレー」(井上スパイス工業株式会社) スパイスから原材料にいたるまで全てオーガニックで作られたカレーです
「グルテンフリー美味安心」(株式会社安心) 小麦粉不使用で国産米粉とひよこ豆を使用したグルテンフリー、さらに植物油にこだわったカレーです
「野菜を主役にしたカレー」(JA東京むさし) 東京産の安全な野菜を使ったJAならではのカレー 野菜カレー製品はヒットしない、という常識を覆す好調な販売となっています
全てのカレーを詳細にレポートするととんでもなく記事が長くなってしまいますので別途「受賞商品紹介」として記事にさせていただきます
今回の表彰を行った主催者は「カレー大學」 卒業生1000名のネットワークを生かした活動を行っています
ちなみにカレー大學の開講は次回2月9日 かなりの反響があり現在キャンセル待ちのみと表示されていますが、まだお申込み可能です!!
さらに次の開校は4月6日
皆さんもカレー大學で一緒にカレーを学びませんか? 新しい視点でカレーの世界をみることが出来るようになりますよ
カレーファンならば「カレー大學」 ぜひチェックしてみてくださいませ!
(リンク)
カレー大學 http://www.currydaigaku.jp/
カレー大學のブログ http://ameblo.jp/currydaigaku/
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