1月25日「神田カレーマイスター会議2019」が千代田区役所で開催され、神田のカレーを知り尽くした「カレーマイスター」が新たに623名誕生しました
「カレーマイスター」とは、昨年実施された「神田カレースタンプラリー」において期間中に指定されたコースのカレー店を制覇したカレーファンのみに与えられる名誉なのです
中でもグランドマイスターは100日間で89店舗の神田エリアのカレー店をコンプリートという、極めて過酷な条件の下に認定される、アンビリーバブルな人たちです
グランドマイスターは155名、５年連続グランドマイスターとなった神田カレーの精鋭の方々の表彰も同時に行われました 彼らは神田カレーを志すファンならば誰もが知る「最強のカレーマニア」の方々です
今回の会議は、こんな過酷なカレースタンプラリーを勝ち抜いた「究極」のカレーファンを対象として開催され、千代田区役所は300名近いマイスターであふれる事態となりました
会議は、マイスターカード授与式を兼ねているため全員が、カードを持って満面の笑顔です
『カレーの食べ歩き』を究めた者だけが理解できる世界がここにあります 互いの健闘を称え合い、カレーに懸ける熱いエールを交歓する美しい光景が見られました
年齢・性別・職業など一切関係なく ここにいるメンバーの共通項は「神田のカレーが誰よりも好きなこと」
初対面でもお互いに、同じ数十店舗のカレーを食べているというバックグラウンドがあります 話題に困ることは全くありません
「すぐに打ち解けて誰とでも仲間になれる」これが神田カレーマイスターの特徴なのです
【めざましいカレーファン層の拡大化】
会場には、カレー研究家「一条もんこ」女史の姿もありました もんこ女史は昨年に引き続きカレーマイスターに認定されています
昨年「あしたのカレー」の発売で大ブレイクを果たし、「神田カレーグランプリ決定戦」をはじめとして首都圏の主要なカレーイベントでステージ出演を果たした彼女も
忙しいメディア出演の合間を縫って１コース18店舗のコンプリートに成功しているのです 会場内では彼女と写真をとりたいファンが続出
彼女の周囲は写真撮影会場となっていました その撮影係をしていたのは、当ニュース編集長だったりするのですが・・・
今回は大学生のカレーマイスターも10名以上誕生しています
神保町カレーエリアにキャンパスのある「明治大学」以外にも、九段に学舎を構える「二松学舎大學」でもゼミ単位で神田カレーのボランティア運営に参画するなど、カレーに関心を持つ大学生が急増中
また、小学生で8歳のマキちゃん、佐々木くんがマイスターに認定されるなどコアなファンの低年齢化も進んでいます
何とマキちゃんは、2017神田カレーグランプリを獲得した「御茶ノ水、大勝軒」マスターの田内川夫妻の娘さんです
彼女は究極のカレーのサラブレッドですね 今後どんなカレー女子に成長していくのか、楽しみですよね
カレーマイスターとしては認定されないものの、期間中にコースを関係なく神田エリアで10店舗のカレー店をまわった「神田バディー賞」の認定者を加えると1500名ほどのカレーファンが公式に認定されている状況を考えると
カレーファン層がここ２～３年で急速に拡大していることが数字的にも裏付けられているのです 毎年不況知らずで前年比50％増 これが神田カレーの実態なのです
スタンプラリーをコンプリートしないまでも、期間中に神田カレーの食べ歩きに参加したファンは10数万人規模にのぼるのは間違いのないところ
また「カレーの聖地」として全国のカレーファンに認知されている神田エリアには、遠方からの参加者も数多くいるのです
仙台から新幹線で神田まで通いつめ２コースを制覇したカレー女子・佐々木さんの姿もありました
当カレーニュース編集部も期間中は神奈川県の三浦半島から、連日神田エリアのカレーに通いました
このマイスター会議は遠方からの参加者にとってもカレーのネットワークを広げるための絶好の機会です
カレーの平均単価が1200円程度となる神田カレーの食べ歩きには金銭的にも時間的にも かなりの負担がかかります
ここに交通費が上乗せされると・・・ 全店舗コンプリートはもちろん、１コースを制覇するだけでも相当の覚悟が必要でしょう
「平日しか営業していない店舗」 「夕方からしかカレーを提供していない店舗」「店舗の臨時休業」などもあり、制覇には様々な困難が待ち構えています
共通の経験をベースに持つだけに、マイスター同士はお互いすぐに仲良くなれるのも特徴です
カレーを通じて多くの仲間と出会える、そんな場も用意されているのが神田カレーの素晴らしさでしょう
また、神田カレーのコミュニティーには、今回だけでなく年間を通じて多数の交流イベントが開催されています
実際、本当の名店に精通していれば、プライベートでも、友達やカレー仲間をさそってお店に行く機会が増え、自然と人間関係も豊かになるのではないかと感じます
気がつくとアクティブになっている自分を発見できるのです これは凄いことですよ
『カレーを毎日食べると幸せになれる』という統計データも存在する現在、短期間にカレーを食べ歩く「神田カレースタンプラリー」企画は時代にあったものなのかもしれません
参加してみてその楽しさに気付ける そして自分が変わっていることを実感できる、カレーの聖地で実施されるのふさわしい、『カレーの神企画』 それが神田カレースタンプラリーなのです
【カレーマイスターになるには？】
カレーマイスターとなる条件は毎年の企画により変動しますが、今回は89店舗の参加店舗を5つのコースに区分し１コース以上のお店を回りスタンプを集めた方にのみ授与されます
１コースで「カレーマイスター」 ２コースでは「ブロンズマイスター」 ３コースで「シルバーマイスター」 ４コースで「ゴールドマイスター」 全コースで「グランドマイスター」という形にマイスターにも階級があります
全店舗制覇となると、100日の期間中、ほぼ毎日違うカレー店に食べに行かないとクリアできないという厳しい条件のため、マイスターに認定された喜びは格別です！
「この体験を仲間とともに共有したい」そんな気持ちが湧き上がります 神田カレーの一体感・連帯感は他では味わえないものですね
【神田カレーがブームを牽引】
現在はカレー史上最高の「カレーブーム」が続いています 間違いなくそのブームを中心となって牽引しているのは、ここにいる「神田カレー」を愛する人々です
当カレーニュース編集部も全国の様々なカレーイベントに参加してきましたが、神田カレーの「カレー愛」は別格だと感じます
神田カレーの運営は「神田カレー街活性化委員会」というカレーファンが設立した任意団体が行っていますが、実態は「究極のカレー好きボランディア団体」
会議の準備からスタンプラリーの企画、「神田カレーグランプリ」の運営に至るまで一部の有志によって行われているのが現状なのです
この「カレー愛」には ただただ驚くばかりです もう素晴らしすぎて言葉が出ません
もし、当ニュース編集部が優れたカレーのコミュニティーを表彰するとすればNO1は「神田カレー活性化委員会」「神田カレーファンクラブ」以外にはあり得ません
カレーファンの皆さん こんな熱い想いの詰まったカレーエリア 「神田カレー」の食べ歩き してみませんか？ きっと多数のカレーマイスターに出会えるはずです
間違いなく、神田は『日本一のカレーの聖地』です
FBグループ 「神田カレーファンクラブ」に申請するだけで、この世界を覗いてみることができますよ ぜひチェックしてみて下さいねっ！
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★神田カレーグランプリHP http://kanda-curry.com/
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創年日日タイムズ 2022年5月号に記事掲載いただきました
タウンニュース 2022.5.6号に記事掲載いただきました
横須賀市講演会「地域あったかフォーラム」に出演（2022.2.12）
『OZmagazine カレーの町さんぽ』でカレー店を紹介しました（2021.8.11号）
「はまかぜ新聞」特集でご紹介いただきました（2021.7.2）
「ラジオ日本 SWEET！」カレー特集でラジオ出演（２回目です）（2021.4.9）
毎日新聞に掲載されました「カレー専門こども食堂」開設（2021.3.28）
タウンニュース横須賀版「人物風土記」に掲載されました（2021.3.26）
「毎日新聞」にチャリティカレーの実施が掲載されました（2020.12.28）
「マツコ＆有吉 かりそめ天国」 にカレーマニアとして出演（2019.6.19）
