ハウス食品は京都大学 高野裕久教授との共同研究で、カレー粉およびカレー粉に含まれる4種類のスパイスにPM2.5によって引き起こされる炎症反応を抑える効果を確認したと発表しました
4種類のスパイスとは、クローブ、ターメリック、コリアンダー、シナモンとなります
これは、どのカレーにも入っているメジャーなスパイス カレー粉には絶対に配合されている成分です
ということはカレーを食べるだけで、PM2.5による呼吸機能低下を予防する対策として、複数のスパイスを含むカレーの摂取が有用、ということになるわけです
この研究結果は、2/1より名古屋大学で開催される第89回日本衛生学会学術総会にて発表されるとのこと
これは学術的にも、メディア的にも大いに注目される研究成果となるでしょう
PM2.5とは、石油などの燃料、タバコの燃焼などによって生じる2.5μm以下の粒子状の大気汚染物質です
非常に粒子が小さいために肺の奥にまで入り込み、細胞を傷つけ酸化ストレスや炎症反応を発生させます
気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器系疾患や循環器系疾患などの原因となるとも言われています
しかも非常に小さいために、マスクなどで吸入を完全に防ぐことは困難という厄介な物質なのです
個人で防御する手段が少ないこのPM2.5の炎症を抑えるとは、カレーの偉大な健康効果に一つに加えられるだけでなく
成分を抽出した食品や薬品が健康食品や薬になる可能性もあり、ますますスパイスの有用性が注目を集めることになるでしょう
もともとカレーにはスパイス由来の抗酸化物質や抗炎症物質が多く含まれており、高い抗酸化・抗炎症作用が期待できるメニューです
ハウス食品はここに着目し「カレーを食べれば酸化ストレスや炎症反応が低減され、健康に様々な良い効果をもたらすのではないか」と考え、研究に取り組んできたのです
今後同社では、カレーの摂取が他の健康機能に及ぼす良い影響についても、今後研究を行う予定とのこと
続報が入ることと思われますので、当カレーニュース編集部では引き続きこの件につきましてもカレーファンの皆さんにお知らせしていきたいと考えています
今回の研究結果の詳細についてはハウス食品HPでの発表をご参照ください
カレーの健康効果が一つ実証されたことを、カレーファンの皆さんと一緒に祝いたいと思います
NO CURRY,NO LIFE! 皆さん、今日も美味しくカレーをいただきましょう!!
【リンク】
ハウス食品HP(ニュース) https://housefoods-group.com/newsrelease/index.html
ハウス食品(商品ページ) https://housefoods.jp/products/index.html
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