カレー界のスーパースター水野仁輔氏が校長を務める「カレーの学校」の卒業生を対象とした「カレーのジュク」において、一条もんこ女史が講師を担当した「もんこのジュク」が23日、渋谷で開催されました
この講座は「スパイス」をテーマに各スパイスの特徴と使い方のポイントを解説しながら、スパイス料理を楽しく作り上げていくもので、90分で6品を作るという充実した内容でした
しかし、ここではなぜかカレーを作らないのがポイントで、スパイスの使い方を基礎から解説した内容となりました
使うスパイスはクミン・ターメリック・コリアンダー・カイエンペッパー・カルダモンの6種類
「スパイスを使った素材となる料理を作り上げ、あわせていただくとカレーの味わいとなる」
こんなコンセプトに基づいたスパイス講座が、調理をブラッシュアップしたい参加者の心にも大きく響き、笑顔とカレー愛があふれる時間となったのです
作った6料理の料理は以下の通りです
①ローストクミンとレモンの炒めもの
ジャガイモとエリンギを使った炒めものですが、ローストしたクミンを使いレモンを入れるのがポイント クミンさえあれば誰でも作れるシンプルさがいいですね
ホールスパイスを油で炒めるのがカレー作りの基本ですが、ローストする手法を紹介するのも素晴らしいですね
②ターメリックのフルーツピクルス
りんごを使ったフルーツピクルスですが、絶対にインド料理のレシピ集には載っていないものでしょう ターメリックにショウガと酢とハチミツ・砂糖で作れてしまうんですね
③鶏ももコリアンダーステーキ
ニンニク・ショウガ・コリアンダーパウダーをたっぷり揉みこんだチキンを焼くだけの料理です 皮はカリッと中はジューシーに柔らかく焼くためのポイントなどの解説が最高でしたね
④コリアンダーの万能ソース
コリアンダーパウダーを使ったソースに梅干ペーストを入れる酸味が爽やかなソースの作り方 これを覚えておけば料理の幅が広がりますね!
⑤カイエンペッパードレッシング
酢だけでなくオレンジジュースを使ったドレッシング 辛くてフルーティーなドレッシング これはクセになります 自作ドレッシングをマスターすると料理が楽しくなりますよね
⑥カルダモンとショウガのごはん
ショウガ・バター・カルダモンを合わせて炊き込むことで食欲をそそるライスが出来上がります ライスは鍋で炊き、炊飯器でも炊いて、味の違いを体感できる構成になってました
鍋で炊いたことのない人に、炊き方のポイントについて丁寧に解説するもんこ女史 本当にわかりやすいです
【もんこ女史の凄み】
90分程度で要領よく解説しながら6品の料理を作っていくもんこ女史
手際の良さはもちろんですが、参加者は料理のコツを共感できる言葉で語り続ける彼女の姿に惹きこまれていきます
スタートから5分程度は緊張していたように見えた彼女も、あっという間にその本領を発揮 どんな場所もホームグラウンドに変えてしまうトーク力
大きく香りのよりカルダモンと小ぶりで貧相なものを引き合いに出して、「元気のない奴は挽いてしまえ! ばいいんですよ」
スパイス料理の数々を作ってから 「ちゃんと、おなかの中でカレーになりますからっ これは腸内調理なんです」
鶏モモ肉の焼き加減を聞かれて 「がまんも失敗も 料理のうち しっかり我慢して、失敗したら あきらめましょ♪」
これ、どれも名言ですよ
3分に1度は笑いが起きる料理デモンストレーション講座 こんなに楽しく料理学べるんだ、と感心させられてしまうのです
完成した料理の数々を盛り付けるだけでスパイス感にあふれたワンプレートが完成
参加者みんなで楽しくいただいたのですが、どこのテーブルでも話が弾むこと!
もともとスパイスや料理に強い関心があるメンバーが集まっている講座ですから、すぐに誰もが打ち解ける下地はあるのですが、一条もんこ女史が作るカレー愛にあふれた優しい空気感が・・・
参加者に何かを語りたい気持ちにさせてくれるのです この楽しさを共有したい気分が広がっていきます
しかも男女問わず もんこ女史がテーブルに来れば撮影会になる状況なんですから
普段自分の写真を撮ろうと思わない人まで、この一瞬を写真に残そうと感じるのも、彼女のパワーによるものなんですよね
【カレーできっと幸せになれる】
昨年から一条もんこ女史は「スパイスライフ」というスパイス講座を、比較的小規模に開催しています
これは「レトルトカレーの人」「カレー好きなタレントさん」というイメージを払拭したいがため
数々のカレー店で修行を重ね「エリックサウス」でも調理の腕をふるい、現在は下北沢の名店「般若」のキッチンに入り顧問を務めるほどのスキルがあるもんこ女史
「カレーの調理分野においても一線級であることを見てもらいたい そして調理の楽しさを広く伝えていきたい」 彼女の胸にはそんな熱い気持ちがありました
20年以上前からカレー界をリードしてきた憧れの水野仁輔氏
水野氏が主催する「カレーの学校」から声がかかり 講師として参画できること
そんな日を夢見て10年 ついにそれが現実のものとなったのです
「ついにこの日が来たとうか すべてが認められた気がする」 そう言って涙する彼女の姿を私は見たのです
当ニュース編集長は5年前から彼女の活躍を追ってきましたが、今回開催された講座がもんこ女史のカレー活動の「新たな転機」になるような気がしてなりません
これからはもんこ女史が意図したこと、実現したこと、そして考えていることが今までの数倍のスピードで 実現に向かって動いていくことになるでしょう
「カレー」はエンターテイメント カレーをキッカケとして人が集まり、出会いがある
みんなで食事することの楽しさ カレーがつなぐ人の絆
日々そんなことを実践している彼女だから、言葉に重みと説得力がありますね
『カレーで世界を幸せに』常にこう語る彼女は、今後のカレーの世界を大きく変える存在であることは間違いありません
当ニュース編集部では今後も一条もんこ女史の活動をレポートし続けていきます
★一条もんこ女史の公式HPがリニューアルしました 彼女の活動の最新状況がわかる素敵なページです ぜひこちらも合わせてみてみてくださいね
一条もんこ公式HP もんこの部屋 https://monko.club/ (アドレスは変わりません)
一条もんこブログ https://ameblo.jp/monkocurry
★カレーの学校 https://www.1101.com/curryproject/school/
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