2月19日よりグリコより「激辛」で名高いLEEの新商品が発売されています
最高30辛という、市販される商品としては常識外の辛さを誇るLEEブランドですが、今回の新製品のテーマはアジアの香辛料
中華のスパイス「花椒」とアジアのハーブ「レモングラス」を使った2つのカレーがラインアップされていますが、33年の長きにわたり、妥協を許さない激辛カレーとして地位を築いてきた『LEE』ブランドで発売するべきクオリティーのカレーとなっているのでしょうか??
本日は注目の2カレーをレビューいたします
【グリコLEE 「麻辣ビーフカレー」「トムヤム風チキンカレー」】
今回は2つのカレーの違いをよく比較して味わうために贅沢な相がけプレートを作ってみました 相乗効果でどれだけの辛さと美味しさをもたらしてくれるのか楽しみですね!
「麻辣ビーフカレー」
温めたレトルトパックのの封を切ると赤みがかったペースト状の液体が出現します 一瞬和の風を感じる空気が薫ります
一口目の感覚は、ビーフのエキス感にラードの旨み そして絡まるようについてくるタマネギの甘み
このカレーは超甘・・・ これは予想外ですね
ビーフカレーですがチキンやポークの旨みも強く感じられ これは普通に美味しいカレーじゃないですか
食欲をそそるニンニク食味もちょうどよく、ガツガツいきたくなりますね
2~3口頬張ったところで、舌の先端と側面部にピリピリと痺れるような感覚を覚えます 軽く電流を流したような心地よい刺激です
これが花椒のシビレ感 いいじゃないですか!
ここにLEE本来のベースの辛味とオイスターソースの旨みが加わり、絶妙な旨辛感がここに出現します
食べ進めるうちに舌だけでなく口内全体が熱くなってきます 息が熱くなり、呼吸が速くなってきます
ソースにはゴマ油と醤油が使われ、和のテイストもうまく取り入れらえています
小ぶりですが柔らかいビーフに、味噌やコチュジャンを思い起こさせるこのカレーソースを絡めていただくと・・・
ライスが爆発的に旨いのです このカレーはかなりの傑作 美味しいじゃないですか!
「トムヤム風チキンカレー」
パッケージを開けたとたん広がる海の香り
こちらのソースはトムヤムクンをベースにしているだけあって海老や魚介の旨みがソースいっぱいにとけています
ラードのコク味とあいまって、かなり「旨さ」を強く感じるソースです 直線的な辛さは「麻辣ビーフ」よりもずっと強いですね
タマネギの旨みもストレートに感じますが、ショウガとニンニクの風味に重なるようにして来るレモングラスのキレが爽快です
「旨み 辛み キレ」 ボクシングで言えば強烈なワン・ツーに左フック 見事ですね
しかもこのカレーにはチキンがたっぷりと奢られ柔らかすぎて半液体状の鶏肉を極上のソースと一緒にいただく幸せ感
この満足度は凄い これで250円ならば間違いなく買いですよ
ソースにしつこい感じがないのもいいですね 爽やかな酸味が次の一口を求めています
ライスはカレーソースの倍量は必要なレベルですね
このカレーはリピートしたくなる完成度です 文句なしの「旨辛」カレーです
(まとめ)
10辛は、全ての味覚が研ぎ澄まされて 最高に美味を感じる丁度よい辛さと感じます
20辛ましてや30辛となると、かなりの辛さ耐性がないと「甘さ・旨さ・酸っぱさ」が辛味に蹂躙されてしまい美味しく食べることはできないのです
辛くて旨いカレーを食べたいと思った時にバリエーションが増えるのは嬉しいですね
当ニュース編集部的には、別袋で「花椒」や「レモングラス」「ブラックペッパー」「ナンプラー」の追加などがあれば更に楽しめるのではないかと感じてしまいますが・・
今後のLEEブランドの商品に期待したいですね
カレーファンの皆さん グリコLEEの新製品 はかなりの佳作メニューです
ぜひぜひチェックしてみてくださいませ!
【グリコLEE 「麻辣ビーフカレー」「トムヤム風チキンカレー」】
発売:2月下旬より全国で発売中
価格:250円(税別)
場所:全国の小売店・スーパー・量販店にて
グリコHP https://www.glico.com/jp/product/food_curry/lee/
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