【スクープ】「カレーは時代を超えて　受け継がれる」　8/17　秋葉原に「ホットハウス」本店がオープン！　ゴーゴーカレーのカレー承継プロジェクト

金沢の名店「ホットハウス」の名を継ぎ、味を守るゴーゴーカレーの取り組みは、人材派遣会社ビズリーチとの連携もあり昨年末大きな話題となりました

ゴーゴーカレーが金沢の歴史あるインドカレー店「ホットハウス」を引き継いで昨年12月に横浜で新店舗をオープンしたのは記憶に新しいところだと思います

さらに進んで、本日（8月17日）、秋葉原に「ホットハウス」本店がオープンする事となりました

金沢と横浜に既に店舗があるお店の「本店」がオープンするとは違和感がありますが、秋葉原の駅からわずか徒歩３分の場所に出来るお店が、本店という位置付けになるようです　

本日はオープン前の「関係者だけの店舗内覧会」に潜入、その凄みをレビューさせていただきます

【ホットハウス　秋葉原本店　レビュー】

JR秋葉原駅からAKB劇場を横目で見ながら、メインストリートの中央通りに出て右折、末広町方面に進みます

メイドカフェの勧誘の声かけをやりすごしながら、一つ目の信号のあたりにあるTSUKUMOビルの隣にあるのが「HULIC& New AKIHABARA」　

ここの５Fに注目の新店はあります　エレベーターを降りると・・・

なんと既に店内でした　「いらっしゃいませ　こんにちは！　いつもありがとうございます」

目の前にはゴーゴーカレーの宮森社長と美人秘書さんがお出迎え

うわ～　これには驚きました。。。　

ゴーゴーカレーさんの力の入れようがわかりますね

カウンター数席と、テーブル席が8つ　

37名を収容する店内は奥に長い店舗はなかなかに広いですね

横浜店と同じく暖色系の照明です　なんだか懐かしい感じがします

気が付けば店内には一条もんこ女史とカレーライター「はぴい」さんの姿も

さっそくカレーをオーダーします

金沢市民を唸らせてきた伝統の味の真髄と言えば、「究極のマサラ」「贅沢バターチキン」「伝説のチキンテッカ」「ムガール」の４種類

これらをまとめていただけると思うと・・　心がスキップしてますね　ルンルンな自分を発見します　

さあ、順に解説していきましょう

【ムガールカレー】

北インドテイストのこのカレーは、超濃厚なテイストに悶絶　バターチキンと間違える人も多いくらい濃いのです

生クリームのコクが全面に出たこのソースの触感はまさに　最上質のポタージュスープ　

辛味はほぼなく　喉を通り抜けるトロトロのソース感　これは凄い　チキンが滑るように入ってきます　

これナンに完全にマッチしているんですよね　絡みつくようにしっとりしたナンからはハチミツの香りがします

ふわふわな生地にこのムガールをかけていただく幸せ。。。　初っ端からホットハウス・テイストが全開です　

【伝説のチキンティカ　と　シークカバブ】

モモ肉をしっかりヨーグルトとマサラで漬け込んで串焼きにしたチキンが、ビジュアルを強烈に刺激します

鉄板で焼いているから、湯気が凄いのなんの　普通こんな形態では出てきませんがこれがホットハウス流

この店舗には本格的なタンドリー窯があります　

インド人スタッフが丁寧に焼き上げた大ぶりのチキンがドカンドカンと詰め込まれています

モモ肉の漬け込まれて焼かれた部分の味わい深さ、絶妙な塩気　そしてあふれ出す旨味成分　

噛みつくたびにブリッと音がするような至上のひととき　

たっぷりの炒めタマネギと一緒にいただきます　これはキュンキュン来ますよ　

シークカバブも本格的なしっとりさ　サクッと歯で切れる感じが心地よい　

マトンの香りも強く、しっかり辛いです　やっぱりタマネギが合うんですね　ラッシーがどんどん進みますね

【究極のマサラ】

運ばれてきたお皿からはスパイスの甘い香りが漂いますが、スプーンですくってその濃縮グレイビーに驚愕

味が究極に濃いんです　クローブとシナモンの風味が強い！　アメ色の玉ねぎをギュギュッと絞ったエキスと絡まるスパイス感

ブラックペッパーのテイストもいい感じ　甘みとスパイスの刺激が詰め込まれた流動体　これはごはんで食べたいですね

まさに「ごはんですよ」みたいなペースト感覚　うまみとしょっぱさの塊　コルマと言ってもいいかもしれません

食べるラー油を連想するのは私だけではないはず　塩気はかなり強い感覚です

これはハマる人が多いのも納得　しかし１人前だとちょっと濃いいかなという感じ　２・３人でシェアして食べるのが正解かもしれませんね

「贅沢バターチキン」

トマトのスキッとした酸味が驚くくらい爽やか　汗をかきやすいこの時期には最強のソースです

バターチキンなのにコクはそこそこ控えめ　しかもチリの刺激もかなりあります

バターの風味はほどよく、ソースの中にあって塩とコクの柱がしっかり立っている感じですね

甘すぎない　しつこくなくいただける上品なソース　ガラムマサラを使っているのかな　しっかりマサラ感が味わえるのもいいですね

北インドテイストの「ムガール」と比較して、あちらがバターチキン？　と感じてしまう人も多いでしょうね

そのくらいこの２つのカレーは印象的です

【まとめ】

今回は看板メニューの３つのカレーと、焼き物をいただきましたがナンの消費の激しいこと

北陸の老舗カレーだけに塩味がかなり強く感じます　強烈に旨いのですが、ライスも大量に欲しくなりますね

単品料理はシェア向きでしょう

一人で訪問する際には、豪華なブーメラン型のターリーセットがあり、上記の代表メニューを少しずつ味わうことができますね

食中のラッシーと食後のチャイも美味しいです　強い味わいをしっかりリセットさせてくれ、スッキリいただくことができますね

こんな店舗が秋葉原にあるのは嬉しいですね

横浜の店舗は駅からバスという地元以外の人は行きにくい場所でしたからね

もともとホットハウスさんにはレシピはなくシェフが感覚で料理を作っていたお店でした

ゴーゴーカレーさんが引き継いで、しっかりレシピ化して味が安定した部分もあるようです

「名店の味は引き継がれる」　

そんな話をカレーマニアの皆さんとしながらいただくカレーは絶品でした

ちなみに、ホットハウスの創業者　五十嵐さんは、昨年無事に事業をゴーゴーカレーさんに引き継ぎ、先月お亡くなりになったとのこと

秋葉原本店のオープンを見ていただきたかったなとも感じますが

お店の味が残り、引き継がれていくことは故人たっての想いだったようですね　

そういう面では本当によかったなと、お話を伺って　そう感じました

多くの方にこの感動を伝えたい　味わっていただきたいなと私は思います

カレーファンの皆さん　ホットハウスのグランドオープンは18日からですが

プレオープンは本日１７日１２：００～１４：００です

ぜひぜひ訪問してみてくださいませ！

【ホットハウス秋葉原本店　店舗情報】

場所：東京都千代田区外神田4-4-2 HULIC& New AKIHABARA 5F
交通：ＪＲ・メトロ秋葉原駅　歩３分
営業：平日11:00～15:00　17:00～22:00　土日11:00～22:00

ホットハウス公式HP　http://www.hothouse.jp/

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