【カレー名店紹介】　神保町『キッチン南海』　素材の融合した漆黒のカレーソース　（東京カレー総選挙特集　第2位）

神田にはカツカレーが美味しいお店が多数あるのですが、神保町交差点からわずか数十メートルの地にある『キッチン南海』のカツカレーは、その総本山と言えるでしょう

このお店は1966年に創業、首都圏に20店舗近くある『キッチン南海』ブランドの本店となります　

ここは神保町交差点から数十秒という好立地にあり、近隣に在勤・在学する人であれば1度くらいは行ったことのある、知名度最強のお店なのです

本日は「キッチン南海」の魅力を語りたいと思います

【神保町　キッチン南海　カツカレー】

もともと洋食屋さんのためフライ系の定食メニューも並んでいますが、来店者の70％以上の方がオーダーする人気メニューが『カツカレー』

平日ランチタイムにはサラリーマンを中心として長い行列ができますが、回転が速く意外と待ち時間少なく食べることができるのも特徴です

並んでいるときにオーダーをとってくれるため、席に案内されるとほどなくしてアツアツのカレーが運ばれてきます

プレートいっぱいに注がれた漆黒のカレーソースにライスの山　

ドーンと配置されたカツの上から注がれたソースが食欲をそそります

カツの下にはたっぷりのライスとキャベツが敷き詰められています

黒いソースにはほとんど辛さはありません　包み込むような、舌に絡むようなしっとりとした味わい

3日間かけて作られると言われるソースは火を入れては寝かせるという作業を繰り返して作られています　

ここまで煮込みを繰り返すと野菜は糖となり素材は融合して　甘く深いコクのあるテイストとなります

一瞬これはカレーなのかと感じてしまう不思議な旨み　舌から喉の奥の方まで広がるコク感

さらには鼻に抜けてくる香りがいいじゃないですか

深いコクの中に乳成分ではないクリーミーさを感じます　ソースだけでもどんどん食べ進められてます

一度食べたらほとんどの人がリピートしてしまう　本当に不思議なカレーなんですよね

このソースにカツをあわせていだだくと、ポークから染み出るうまみ成分　サクサクの衣から伝わる熱をもった油が一体となって迫ってきます

カツはペラペラで薄いのですが、このソースにはそれが合う　そう感じます　

揚げたての油自体が美味しく感じるんですよね

結構なボリュームがあるのに食べ口爽やかでモタれないのもお見事　

実は今回はここに来る前に「エチオピア」で70辛カレーをいただいていましたが・・・　普通に美味しくいただけました

この状況で完食できるカツカレーがあるとは驚きです

今回は土曜日の閉店30分前の訪問となりましたが、この時間でも10名近くが並んでいました

空いていれば食べていこう、というファンが多いのでしょう　この吸引力は凄いですね

カレーファンの皆さん　キッチン南海のカツカレーは必食です

食べたことのある人も、これからの方も・・・　ぜひ訪問してみてくださいませ

【キッチン南海　神保町　店舗情報】

場所：千代田区神保町1-5
営業：11：15～16：00　17：00～20：00　日祝休
カツカレー：750円　カレーライス：550円

食べログ　https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13000612/

★東京カレー総選挙　結果発表　⇒　http://currynews.net/?p=11048
　

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