先日発表された「東京カレー総選挙」TOP10に入った店舗を残らず紹介していきます
第8位にランクインしたのは、上野にあるインドカレーの名店「デリー」です
このお店の創業は、昭和31年 なんと創業63年を迎えています お店がオープンしたのは1949年
創業者の田中敏夫氏はインドの料理学校やレストランでインド料理を学び、日本の食事にあったスタイルを取り入れたことで、現地の味を再現するだけでないオンリーワンのテイストを築き上げたのです
本場インドのカレーより辛い、そして漆黒でビジュアル面でも特徴的なカレーが「カシミールカレー」
日本のカレー史に刻まれる名カレーを挙げるとすれば、ベスト3に必ずその名が入るだろうと思われる名作です
このカレーは玉葱を数時間かけて炒めるという手間をかけ、15種類のスパイスを独自にブレンドして作られます
衝撃的な辛さと旨さを併せ持ち、口に含んだ瞬間から体に熱を伝え続ける身体に効くカレーソース
この刺激は・・・ 何度食べても新鮮です
ソースのベースはラードで出来ており、チキンのブイヨンと合わせることで、無敵の旨味を持っています
クミン・シナモン・ナツメグ・ベイリーフに黒コショウ
使われているスパイスは一般的なものですが、カレー粉をプラスしたりリンゴやニンジンなどの甘みを加えることで、インドカレーを超えるテイストをここに作り出しています
そして、仕上げに使われるカイエンペッパーとガーリックパウダーがこのカレーカレーを怪物級の一皿にしてくれるのです
漆黒のソースは、カラメル色素を加えて出来上がるのですが、現代でも最高に映えるカレーではないでしょうか 相がけワンプレートで見た目重視の現代のカレーに負けない美しさ
漆黒でサラサラのソースに、チキンとジャガイモのみという潔さ ステンレス皿に入った姿が、美しすぎます!
激辛なのにスパイスの香りにも魅了される、とっても上品でお洒落なカレー こんなカレーは他にありません 女性のカレーファンが多いのも頷けますね
ダラダラと写真をとったりしていると、アッという間にソースの色が鈍ってきます 冷めると脂が浮き上がり固まりはじめます カレーソース表面の光が弱くなり、カレーに含まれたスパイスが目に入ります これは、熱いうちにに完食した方が良いカレーです
柔らかいチキンもかなりの分量がありますので「食べた感」も十分 食べたその日は1日中体が温まる状態になりますね
激辛なのに漢方薬のようにジワジワと体にやさしく効き続け、強いパワーをくれる一皿
このカレーに出会えたことに感謝したい
感動といったら大げさかもしれませんが、生きることの素晴らしさを感じさせてくれる一皿です
日本中のカレーファンの皆さん、デリーのカシミールカレーを食べずして日本のカレーを語ることはできません
お店は銀座店・六本木ミッドタウンにもありますが、雰囲気は絶対に、創業の地の上野店です
ぜひぜひ訪問してみてくださいませ
【デリー上野店 店舗情報】
場所:東京都文京湯島3-42-2(JR上野駅歩4分)
営業: 11:50~21:30
TEL 03-3831-7311
JR御徒町駅5分 地下鉄湯島駅3分
デリーHP https://www.delhi.co.jp/
デリー田中社長のブログ http://blog1.delhi.co.jp/
食べログ https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13003605/
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