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バングラディッシュのカレーと家庭料理を作って食べる「料理教室&カレーパーティ」が26日、新宿区で開催されました。

楽しくカレーを作ってみんなで食べて、参加費から材料費などを差し引いた利益を、バングラデシュの自立支援のために使う企画です。

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今回は総勢13名で現地のカレー作りです。 メニューは「チキンカレー・ビリヤニ・タンドリーチキン」など全6品 講師は在日歴26年のバングラディシュ人のアニスルさんです

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現地には、日本のように便利な「カレールゥ」は存在しません。「SBの赤缶」のような調合したカレー粉もありませんので、スパイスを7種類ブレンドして作るのです

カレーファンの皆さんは全7種類、言えますか~? カレー作りの基本は、インドもバングラディシュも日本も変わりません

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玉葱にしっかり火を通しアメ色になるまで炒めるのも共通です もちろん配合割合は異なりますが、ビリヤニ・タンドリーチキンにも同じスパイスが使われるんですね

日本のカレーと違って、コクや旨味を増やすための「調味料やダシ類」は一切入れないのに、シンプルで本当に美味しい料理が出来上がります

ジャームリというサラダやコロラバジと呼ばれる炒め物も作りましたが、カルダモン・コリアンダー、ペッパーなどの香辛料が必ず入ります

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家庭料理にも、スパイスが文化として生きていると言えますね 数種類の料理を作れるようになるだけで、あっという間にスパイスが得意になれそうですね

これで、「タンドリーチキンの素」を使わなくても美味しいチキンが作れそうです(笑)

難しいことは抜きにして、一緒にカレーを作った仲間と食べるカレーや料理、最高ですね 美味しいです 

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今回の参加者は、純粋なカレーファンの方が4割・海外ボランティアを志ざすカレー好きな方が6割という構成でした

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1ヵ月前までバングラディシュで「海外青年協力隊員」として赴任していた方や仕事で「途上国支援」に関わっている方もいて、世界でのカレーをはじめとした食品事情について情報交換で盛り上がりました。

自分のことで精一杯になりがちな日常生活ですが、海外に目を向けて途上国に尽くしたいと志すなんて、素晴らしいですね!

ところで、バングラディシュでは、「過激派のテロや邦人殺害事件が起こった影響」により、海外渡航情報ではレベル2 “不急不要”な渡航は止めるようにとの勧告が出ています

海外からの観光客も激減しており財政的にも極めて厳しい状況が続いています しばらく前までは「世界最貧国」レベルだったのです 日本人からみて身近なアジアにも、まだまだ課題は残されているのですね

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バングラディシュを知るには、まず食から。 こんな素敵なカレー教室、あなたも参加してみませんか??

※次回1月にあります また告知させていただきますね!(お楽しみに!!)

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