日本初の国産カレー粉『蜂カレー』を使った『大阪港カレー』　再現された明治の味　ハチ食品より堂々デビュー　

ハチ食品より｢日本初の国産カレー粉｣を使った明治期の大阪のカレーを再現した『大阪港カレー』が14日に発売されました

このカレーは、今年が大阪港開港150周年となるのを記念して作られた、大阪発祥の薬膳問屋だった創業1845年のハチ食品　入魂の作品と言えるものなのです

カレー粉として使われている『蜂カレー粉』は1905年(明治42年）にハチ食品が発売したものを復刻したものですが、明治末期の大阪で当時食されていただろう味を完全に再現しています

カレー粉と言えば、赤缶、エスビー食品が国産カレー粉を最初に開発した会社として世間では認識されているようですが、実はハチ食品が元祖なのです

使われているのはターメリック・コリアンダー・クミン・フェンネル・フェヌグリーク・ジンジャー・ペッパーなど　配合は当時のものを継承しています　

22種類の香辛料を配合したこのカレー粉は香りも辛さも控えめですが、小麦粉を使ったジャパニーズカレーと和のテイストが似合う懐かしい味　

ここに再現されるのは、まさに明治のカレー　当時日本海軍で食されていた｢海軍カレー｣にも通じる、日本カレーの原点に近い味わいということができるでしょう

旨みたっぷりの昆布だしを使用した濃厚で甘辛いソースに、国産牛スジ肉　透き通るスジ肉がやわらかく崩れていく・・・　

大阪らしい出汁の効いた旨いカレーが、ここにあります　これは美味しすぎます　

現代のカレーとはちょっと違った、歴史を感じるハチ食品　渾身のカレーです

ちなみに、なぜ蜂カレーかというと　当時の社長・今村さんがカレー粉の試作をしている時に窓には一匹の蜂が　

朝日が差し込み後光がさしているように見え、その光景に感動した今村氏は｢蜂カレー｣と名付けて販売することになったんです　とっても素敵なエピソードですね　

『大阪港カレー』『蜂カレー粉』とあわせて　ぜひチェックしてみてくださいませ！

【大阪港カレー　中辛】

時期：7月14日から
価格：400円(税別)

【蜂カレー粉】

価格：378円　40グラム
内容：1905年(明治38年)、日本で初めて製造したカレー粉を復刻販売したもの

いずれもハチ食品のオンラインショップで購入できます
http://www.hachi-online.net/

ハチ食品HP 　http://www.hachi-shokuhin.co.jp/pickup/index.html

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