CoCo壱番屋が、9月から秋葉原にハラール対応のカレー専門店をオープンして3ヶ月弱が経過しました 当ニュースでも速報として記事を流しましたが、この店舗の『その後』をレビューします
場所は神田松永町 JR秋葉原駅より徒歩3分の場所にこのココイチは存在します
ここでは、イスラム教で摂取することを禁じられた食材を原料から製造・輸送・提供過程にいたるまで完全に排除した食材を使ったカレーを提供しています
ムスリムでは、『ポーク』は食べてはいけないものとされていますが、豚由来の成分も全てNGです ビーフやチキンなどは食べることが可能ですが、所定の方法で作られたものだけが食べてもよいものとされています
こんな条件の中、チェーン店でよく『ハラルフード』が提供できるものだと思いますが、これを可能にしたのがココイチとハウス食品グループのネットワークです
メニューを見る限りでは、カツカレー・ソーセージカレー・野菜カレー等がラインナップされており通常の店舗とほとんど変わらないようですが、ハラール対応カレーソースは、ハウス食品の関連会社であるインドネシアの現地法人の専用ラインで製造されたもの使用
当然、日本アジアハラール協会の認証も取得しています
【実食 ハラールココイチ】
当編集部では、野菜カレーとチキンカツカレーをオーダーしましたが、見た目は通常店舗のものとほとんど変わらないようです
食べてみた感覚では、カレーソースが良い意味で薄い感覚です 通常の濃度の醤油に慣れている私たちが、減塩しょうゆを使うような感覚です
ソース自体が少し緩めで油分が少ないテイストです、ソース自体も光を吸い込んで輝いています
当然ポークはエキス分にいたるまで使うことを禁じられているためビーフやチキン・代替のソースで作り上げているからこその味覚
甘くしつこい感覚とは無縁のこのカレーソース ハラル対応フードを食べる方々の好みの味に仕上げた面もあるかと思いますが、新たなジャパニーズカレーとも言える出来栄えです
サラサラとおいしくいただける感覚です あっという間に完食 チキンカツは通常の店舗のものと違いは全くわかりませんでした 若干身がしまっているように感じられただけでした
プレーンカレーは490円と通常店舗と同一価格 カツカレー・野菜カレーでは31円、チキンカツカレーでは200円 提供価格が高くなっていまがす それでも十分凄いですよね!
訪問は日曜の午後でしたが15分待ってようやく入店 席数12席程度と少ないのですが、回転率は良くないようです
安心して食べられるハラルフードでのカレーを、ムスリムの皆さんは、ゆっくり楽んで食事されるようですね
ここではカレーライスが愛されています 当編集長の英語が通じる人も何人かいましたが、『TASTY』『DELICIOUS』とのこと やっぱりジャパニーズカレーは美味しいんですね!
店長の岩坪さんによると、毎日の平均来店者数は120人程度 スタッフも店長以外はみんな外国籍の方とのこと
お客さんはみんなハラルフードを求めてネット検索してここに辿りつくのだそうです 本当に凄い時代になったものだと思います
また、このサービスを提供するココイチさんも素晴らしいと思います
ヒジャブをかぶったイスラムの女性の方々の、満面の笑顔が印象に残りました
都会の中で体験できる『カレー・アナザーワールド』 皆さんもぜひ体験してみませんか??
【CoCo壱番屋「ハラール秋葉原店」】
場 所:千代田区神田松永町16 内尾松永ビル1F 秋葉原駅徒歩3分
営 業:11:00 ~ 22:30
CoCo壱番屋HP http://www.ichibanya.co.jp/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「日刊カレーニュース」は世界初のカレー専門日刊メディアです
ぜひページにいいね! お願いいたします
カレー情報をお寄せください あなたの想いを記事にします
メール:curry@currynews.net
一緒にカレーで世界を盛り上げましょう!
FBページ 「日刊カレーニュース」
https://www.facebook.com/日刊カレーニュース-1638686489749149/
HP 「日刊カレーニュース」
http://currynews.net/