本格的インドカリーの老舗『中村屋』が、大人気のレトルトカレーのミニサイズバージョンを12日から発売します
今回発売するのは、「インドカリー スパイシーチキン」、「ビーフスパイシー」、「インドカリー ビーフハヤシ たっぷり牛肉と濃厚デミグラス」の3種類で、全てプチサイズ
内容量はわずか110グラムで、ちょっとカレーが食べたいときにちょうど良いサイズ 小さくても具材感はそのままのため、カレーソースはかなり少なく感じられる製品となる模様です
中村屋のカレーといえばパッケージが豪華で、高級カレーレトルト市場を切り開いたパイオニアですが、値段も350円以上ととそこそこの金額となるため手が出しづらいと思われていた方も多いのではないでしょうか
人気のカレーが、今回のプチサイズで『お試し』できるというのは嬉しいですが、90グラムというのは、製品としてはかなりの少量です
カレーによってカロリーは様々ですが、150キロカロリー程度 カレーファンから見た場合、極めて物足りないと思われるわけですが、実際このカレーが売れるのでしょうか
【エスビー食品からは】
同日の12日から、エスビー食品は1食あたり65~75グラムのプチサイズのレトルトカレーを発売します
「食べ方チョイス」というシリーズ名で、欧風カレーから本格インドカレーまてをカバーするラインナップで全6種類
完全な新シリーズとしての発売でかなり気合が入っていますが、従来のレトルトパックと比較して1/3程度の分量と、まさに一口サイズ
先月24日に『無印良品』がハーフサイズカレーを発売して大きな話題となったばかりですが、これで『ミニカレー』が大手3社から一斉発売されることになったのです
比較的、高級路線の『無印』『中村屋』のカレーが少量となるのは『あり得る』と思っていましたが、エスビー食品のミニカレー分野への進出は驚きです
家族そろっての食事をとることが少なくなった『個食化』、食事量が減少する高齢世帯の増加、「おいしいものを色々と少しずつ食べたい」というニーズ
こういったトレンドを分析し、調査した結果の商品開発ではあると思いますので、ミニカレーの需要はあると思われますが・・・ 少子高齢化の時代の波を感じますね
50年前にボンカレーが発売されレトルトは180グラム、その後200グラムに改定され これがカレーの1食の分量だと信じて生きてきた、私たち世代にとってはプチカレーは衝撃です
カレーは1食通して美味しく食べられるかどうか、というのも評価のポイントだっただけに 少量カレーが多く出てくるとカレーの嗜好自体が変化してくる部分もあると思ってしまいます
小さいサイズのカレーを2~3種類買って『あいがけ』スタイルで食べる消費者がいるのか?
また、他のメニューとあわせてカレーを『おかず』『一品料理』として楽しむカレーファンがいるのか?
今後トレンドを予測していく上で、今回のミニカレー商品は、非常に楽しみだと言えるわけですが・・・
カレーファンならば、インドカレーの『ターリー』スタイルで色々なカレーを食べてみたいですね
注目の発売は明日12日 ぜひスーパーの売り場でチェックしてみてくださいませ!
【中村屋プチサイズシリーズ】
『インドカリー スパイシーチキン』
『インドカリー ビーススパイシー』
『ビーフハヤシ たっぷり牛肉と濃厚デミグラス』
内容:110g 価格:230円
発売:2月12日(月)から全国で発売
【エスビー食品 「食べ方チョイス」シリーズ】
発売日:2月12日 価格:全て130円
欧風カレー、バターチキンカレー、キーマカレー、デミグラスカレー、チキンマサラカレー、ダル(豆)カレー
内容量:75グラム ※キーマカレーのみ65グラム
エスビー食品 新商品情報 http://www.sbfoods.co.jp/products/info/newproduct/
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